【英語耳の進化版】15時間で速習 英語耳の効果や使い方をレビュー

独学で英語を勉強している方にとっては有名な、リスニング力と発音が学べる本『英語耳』。
その発展版『15時間で速習 英語耳』が、2019年末に販売されました。

『15時間で速習 英語耳』はどんな人に向いてるの?誰か教えてくれないかな?

英語耳で英語力を伸ばした方は、どんな学習本なのか気になるところだと思います。

私も、購入にはしばらく迷いました。ひとつには、どのような人が対象になるのかが分かりにくかったからです。

対象読者としては、

日本在住の小学生から大学生、TOEICを受験する社会人から、英国・米国に在住して英会話に苦戦している日本人まで、幅広く対応。

ということです。そして著者の松澤氏はとくに、

中学生のみなさんに使ってもらいたい。まだこの本にある英単語をほとんど知らないうちに正しい発音を覚えるのは、メリットだから。

またそういう意味でいうと、社会人で英語から少し離れていた人ほど、イチから正しい英語の発音を身に付けやすい、ともいえます。

ということです。

私の場合、海外赴任から戻り数か月がたったところで英語から少し離れていたタイミングです。

そして、英語ネイティブのニュースや海外ドラマは、まだまだ字幕なしでは理解することが難しい状態でした。

なんとかもう少し英会話のヒアリング力が欲しかった!

そして、早速この教材を続けてみた結果ですが、数週間ですぐ効果を感じる場面が来ました。海外youtuberの番組を聞いているときに、ネイティブのスピードに追い付いているという感覚を感じたのです。

意味や表現を知らないところは、文章としては理解できないのですが、音や単語として、今ではしっかり聞き取れているなという自覚を感じるようになりました。

この本と並行していろいろと試していたことがあるので、この本だけですぐ効果があるとは言い切れないところはあります。

ですが、この学習自体が楽しく続けられていますので、それだけでも満足しています。
楽しく続けられる理由としては、学習すること自体の楽しさもありますし、効果を感じるからということもあります。

そんな誰にでもおすすめしたくなる本なのですが、とはいえ、きっと人によってこの学習方法との相性が良いかなどもあると思います。

そこで、本の内容や効果などについて、また具体的にどんな学習になるのか?継続できそうか?なども分かるようにお伝えしたいと思います。

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速習 英語耳はネイティブ速度の英文が収録された学習本

英語力を伸ばすために発音は大事だということは、『英語耳』学習者や、純日本人として育ち英語力をつけてきた方にとっては良くご存じのことと思います。

発音を身に付け、英語で会話をするようになり「英語力がついたぞ」と思っていても、

あれ、まだまだネイティブのスピードに追い付けないな

という悩みがどこかであるのではと思います。

それは、英語を話す環境にいても、なるべく英語を聞くようにしていても、なかなか自然には分かるようにならずに、

どうしたら?いつになったら分かるようになるのかな?

と思う時期があるかと思います。

この『15時間で速習 英語耳』は、そんな悩みにとても効果的な学習だったようです。

『15時間で速習 英語耳』はこんな本

『15時間で速習 英語耳』の内容は、以下のようになっています。

  • 1文が平均して12秒ほどの英文が、150セット
  • 「新JACET8000」内の重要度が高い順から1660語の単語をすべて使用
  • ネイティブの話す自然な速度(TOEICより30%早い)で収録
  • 会話をイメージするイラストあり

重要度の高い順からの「単語1660語」を全て使ってつくられた英文(1文が7~18秒)が、ネイティブの自然に話すスピードで音声収録されています。

また、1文ごとに伝えている内容を表現したイラスト、単語、それぞれの意味と発音記号が約2ページに渡って構成されています。

1文が平均で12秒なので、1文を10回聞いて2分ほど。
それを、朝と昼と夜の3回。1文ずつ学習することを 基本に、おすすめされています。

おすすめされている学習の方法

本でおすすめされている学習法は、以下のようになっています。

  1. 朝:本の英文を見ないで、音声を聞いて10回「音マネ」から始める。(約2分)
  2. 昼:本の英文と訳を見て、英文を見ながら10回シャドウイングする。(約2分)
  3. 夜:英文を見ないで、10回のシャドウイングをする。(約2分)

このやり方だと、

  • 150セットの英文のレッスンが5カ月で完了。
  • これを最後まで終えたら、ネイティブや洋画の英会話の8割が聞こえる「英語耳」が備わる。
  • 残りの2割は、未知の単語。その後は日々ネイティブの英語に触れ続けるようにすれば、語彙も増えてくる。

と、あります。

『15分で速習 英語耳』が優れているポイント


特に、他の学習本と違うところは、以下のことを重要視してつくられている教材ということかと思います。

・ネイティブの速さを重視している
・頻出(会話によく出てくる)単語を網羅している
・発音を英文で身に付ける

重要単語から優先することが必要!

この教材で使われている単語は、「新JACET8000」の英単語から使われています。

「JACET8000」は、「イギリス英語とアメリカ英語の大規模な言語データベースに基づいたもので、8000語の重要語を統計的に重要度順にならべた英単語集」です。

英語を理解するための単語数

日常英会話を理解するには、80%以上の単語を知っている必要があると言われています。(参考:英語の単語数は2000語で80%|数より質で効率的に語彙力強化! )

また、「JACET8000」では、TOEIC、英字新聞、英字小説ともに2000語で80%以上カバーしていることも分かります。

『速習 英語耳』でも、1660語+90単語(英文の流れをよくするため)が使われており、合計1750語で英会話のカバー率は80%になるということです。『速習 英語耳』”本書の使い方”より

このとき、英会話の場合は単語を知っているだけではなく、「発音」が分かるということが条件になってきます。

また、この単語を意味だけ知っていても、会話で理解するのは難しいということも分かりますでしょうか。

80%をカバーする単語は、熟語やフレーズ全体のなかで理解する必要があるからです。

それぞれの条件から、この「重要語を英文で」身に付けることが、とても効果的ということが分かってきます。

英語を自然なスピードで理解する

英会話を理解するには、話されるスピードで英文を理解することも必要です。

読んで分からない英語は、聞いても分からない。知らない単語も聞いても分からない。そして、文字で知っていても発音を知らなければ聞き取れないのです。

そして、見過ごされがちですが、さらに重要なのは英語を理解するスピードなのです。
スピードを身に付けて、はじめて「完全に聞き取れる」ようになります。『速習 英語耳』”本書の使い方”より

そのスピードを身に付けるために最適な方法で、つくられているということです。
具体的には、ネイティブの発音をマネてシャドウイングを毎日続けるということです。

英文の文法や表現について

英文については、本にて特に説明はありません。

ですが、先ほどの画像で載せた英文のように、関係代名詞を使用したりなど何かを伝える際に役立つような表現が使用されています。

また、数字の表現(面積、人口、サイコロ、年齢など)や動物の表現など、パートごとに工夫されています。

学習を続けるコツ

このような単純な学習教材は、続けられるかどうかが大きなポイントにもなりますね。

その点、この教材は、1日3回、1回あたり2分ほどという負担のかからない学習で身に付けられるようにつくられています。

どのタイミングにおいても、発音をすることになるので、電車の中など隙間時間に行うのは難しいのですが、

2分ほどなら、タイミングを決めたり習慣化をしっかりすることで続けられるのではないでしょうか。

教材としてのデメリットは?

ネイティブの英会話をシャドウイングやディクテーションをして身に付ける教材は、他にもあります。

例えばアプリでも、映画のワンシーンまたはニュースなどのフレーズを使って練習ができます。

アプリのほうが便利なポイント

アプリには、自分の発音を録音して聞いたり、発音の判定をする機能があるものもありますね。

書籍の教材だと、そのような機能はもちろんないため、発音が出来ているかが自己判断になってしまいます。

この点は、どこかのタイミングで、シャドーイングではなくてオーバーラッピングをして同時に耳にしながら違いを発見してみたり、スマホで録音して聞き比べるなどして確認すると、さらに良いかなと思います。

また、そうすることで、聞いたとおりに発音ができない部分がどんどん分かってきますので、その時は「英語耳」に戻ってもう一度しっかり音の練習をすることで、発音を矯正することもできますね。

英語音声をダウンロード

『速習 英語耳』の音声は、CDの付属ありますが、音声をダウンロードして使うこともできます。

ダウンロードの際に、ちょっと分かりにくかった部分がありましたので、ここでご案内したいと思います。

  1. 角川文庫の音声ダウンロードページへ行きます。
  2. 以下の矢印の部分に、入力するパスワードなどの情報が書いてあります!

まとめ

『速習 英語耳』のレビューと、教材の特徴などをお伝えしました。

『英語耳』シリーズは、私にとっては、英語力が付くだけでなく英語に触れる楽しさを教えてくれた本でしたので、ぜひご紹介したいと思いこの記事にまとめました。

最初にお伝えした、一緒に取り組んでいる英語学習は、以下のようになります。

・TOEICの学習
・スマホのアプリ
・海外youtuberの動画を視聴

さらに英語の発信力をつけるためにライティングの勉強も始めているとことです。

特に、TOEICの学習は、意外にもヒアリング向上に、とても効果があると感じています。

英単語もそうですが、他にヒアリングをする際にどこに特に意識を置いたらいいかが分かってくるためです。

またまとまりましたら記事にしたいと思っております。
英語学習、一緒にがんばりましょう!

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